夢は、眠っている時に起こる不思議な心の体験です。 夢の中では、現実にはありえない出来事でも、その時は自然なこととして受け入れていることがあります。
ところが時には、夢を見ながら「これは夢だ」と気づくことがあります。 これが明晰夢です。 さらにここでは、夢の中で意識がかなりはっきりし、自分の意思で考えたり行動したりする状態を、 秋山鷹志の便宜的な呼び方として「覚醒夢」と呼ぶことにします。
睡眠から夢の世界へ
下の4つを順に押して、睡眠から夢、そして意識が残る夢へ進んでみましょう。
※ 「覚醒夢」は一般的な心理学・睡眠医学の標準用語ではなく、このページでは 「夢の中でかなり明瞭な意識を保ち、考えたり行動したりする夢」を区別して扱うための便宜的な呼び方です。
夢の中でも、意識は0か100かではない
普通の夢
夢の内容を現実だと思い込み、その場面の流れに沿って体験します。
明晰夢
「これは夢だ」と気づきます。ただし、気づいただけで自由に操作できるとは限りません。
ここでいう覚醒夢
夢だと気づいたうえで、考える・選ぶ・試すなど、より明瞭な意識が保たれている状態を指します。
夢と覚醒は、完全に二つへ分かれるものではありません。 眠っていても、記憶、感情、自己意識などの一部がさまざまな程度で働くことがあります。
夢は「眠っている意識」を見る窓
夢は単なる映像ではありません。 記憶、感情、身体感覚、想像などが組み合わさり、眠っている間にも心が活動していることを示します。
眠っている脳の中でも、
意識は完全に消えているとは限らない。
その境界を見る一つの窓が、夢なのです。