脳科学イコール神経科学と言われていた時もありましたが、今はより研究が進んでいます。脳科学とは、脳の構造や機能、発達、病気、行動や感情との関係性を探求し、認知、行動、記憶、思考、情動など、人間の心の働きを理解するための科学的基盤を提供します。今では神経科学、生物学、心理学、医学などの多岐にわたる学問が交差する分野でもあります。 なお、AIが生成した脳地図を使用していますが、部位の表示や矢印などが正しくない場合もありますので、そのままの使用はお控えください。
前置きが長くなりましたが、本題です。気質と性格が異なる概念であることは、脳科学的にも説明されているのです。

これは皆さんもご存じかと思いますが、脳は大きく古い部分(古皮質)と新しい部分(新皮質)からなります。人類が誕生してまだ動物であった頃からの脳の部位が古皮質で、生命の維持など生存に関わる事を司っています。それに対して、人類が人間として社会的・文化的生活を営むようになり、それに合わせて形成され人間らしさを生み出しているのが新皮質です。
もうおわかりでしょう。気質と関係するのは、古皮質の部位と同定されていますし、性格と関係する各領域は、新皮質に同定されています。今の科学はここまで進んでいるのです。むろん、覚える必要はありません。気質や性格の各特性も脳とつながっていることだけを理解してください。そのことが次の話につながりますので。
PSYCHOLOGY & BRAIN SCIENCE 02
脳科学と気質・性格
脳科学の視点から、気質と性格の位置づけを見ます。